ハドロサウルス類(読み)ハドロサウルスるい

最新 地学事典 「ハドロサウルス類」の解説

ハドロサウルスるい
ハドロサウルス類

学◆Hadrosauridae

鳥盤目鳥脚亜目の恐竜類。かつてはトラコドン類と呼ばれた。白亜紀後期。草食性で二足歩行あるいは四足歩行。この科をハドロサウルス亜科・ランベオサウルス亜科の2亜科に分けることもある。このグループの特徴は頭部にあり,上下の顎の先端部は広く扁平になって,鳥のカモの嘴くちばしに似ているため「カモノハシ(恐)竜」とも呼ばれる。菱形の歯が数列並び,ひき臼のように植物をかみ砕くのに適応した形態を備えていた。種類によっては片側の上下顎に約500個もの歯がある。また,ランベオサウルス亜科の頭骨は特殊化しており,前顎骨と鼻骨が頭頂に向かってのび,外鼻孔から内鼻孔に至る鼻道が発達している。これは発声嗅覚の機能をもっていたとする考えが有力である。ハドロサウルス類は,河川・湖沼や海岸の浅瀬の堆積物から発見されることが多く,ミイラ化した化石では前肢の指の間に水かきが保存されていることがあり,半水生であったと考えられている。またこのグループが繁栄した要因として,マイアサウラに特徴的にみられるように,子育てをしていたことが考えられている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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