デジタル大辞泉 「ハム諸語」の意味・読み・例文・類語 ハム‐しょご【ハム諸語】 《Hamitic》アフリカの北部から中部、エチオピアにかけて用いられている、または用いられていた同系諸言語の総称。ベルベル諸語・クシュ諸語・チャド諸語・古代エジプト語を含む。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハム諸語」の意味・わかりやすい解説 ハム諸語ハムしょごHamitic languages (1) 古代エジプト語,およびその後裔コプト語,(2) リビア語,およびベルベル語,(3) クシ (クシト) 語の総称。この名はセムと同様,ノアの子ハムに基づく。これらはアラビア語やヘブライ語などのセム語族に対してハム語族という一群をなし,両者でハム=セム語族を形成すると考えられてきたが,最近はその下位言語の親近性が薄いため,ハム語族としてまとまるという考えはとられなくなってきている (→アフロ=アジア語族 ) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by