ハロロドプシン(その他表記)halorhodopsin

デジタル大辞泉 「ハロロドプシン」の意味・読み・例文・類語

ハロロドプシン(halorhodopsin)

好塩性古細菌がもつ色素たんぱく質。脊椎動物の目の網膜にあるロドプシン視紅)に似た感光物質。古細菌の場合、光のエネルギーを利用して外部から塩素イオンを取り込む役割を担っている。近年光遺伝学研究において、特定神経細胞を抑制する光スイッチとしての利用が試みられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android