デジタル大辞泉 「光遺伝学」の意味・読み・例文・類語 ひかり‐いでんがく〔‐ヰデンガク〕【光遺伝学】 光を使う技術と遺伝学を組み合わせた研究分野。神経細胞に光を照射してその働きを操作したり、蛍光色素を神経細胞に導入して活動の様子を可視化したりする研究などがある。将来的に光刺激によるてんかんやパーキンソン病の治療のほか、人工視覚への応用が期待されている。オプトジェネティクス。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
共同通信ニュース用語解説 「光遺伝学」の解説 光遺伝学 光を使い、特定の細胞の活動を調節する技術。緑藻やカビなどが持つ光に反応するタンパク質を神経細胞に送り込み、光を照射することで脳の特定部位の機能を調べることができる。米スタンフォード大のカール・ダイセロス教授が2005年に技術を確立し、脳研究に大きく貢献した。ノーベル賞の有力候補とされる。うつ病や睡眠障害、依存症など精神疾患の仕組みを調べたり、痛みや臓器の働きの制御を目指したりする研究が進んでいる。更新日:2025年2月13日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by