世界の観光地名がわかる事典 「ハンガリーの国会議事堂」の解説 ハンガリーのこっかいぎじどう【ハンガリーの国会議事堂】 ハンガリーの首都ブダペストにある、ネオゴシック様式の建造物。ドナウ川に沿って建ち、長さ268m、奥行き118m、高さ96mのドームを載せた同国最大の建物で、完成までに17年を要した。外観はウィーンの王宮にも引けをとらない華麗さを表現し、ドナウ川からの景観はハンガリー人の威信を示そうとする美しさがある。内部は国内外から取り寄せた大理石に金張りを施したアーチやヴォールト、ドームで構成されている。この建物は、ハンガリー近代化の出発点ともいわれる。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報