20世紀西洋人名事典 「ハンスゼードルマイヤー」の解説
ハンス ゼードルマイヤー
Hans Sedlmayr
1896.1.18 - 1984
オーストリアの美術史学者。
元・ザルツブルク大学教授。
ホルンシュタイン生まれ。
ウィーン大学でJ.シュロッサーらに師事し、1936年シュロッサーの後任としてウィーン大学教授となる。’51〜64年ミュンヘン大学教授、’64〜69年ザルツブルグ大学教授を歴任し、ウィーン学派の伝統を引き継ぐとともに、美術史における作品解釈のための構造分析の方法論を取り入れた。主著に「中心の喪失」(’48年)、「美術史の理論と方法」(’56年)、光の死」(’64年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報