20世紀西洋人名事典 「ハンスホライン」の解説
ハンス ホライン
Hans Hollein
1934.3.30 -
オーストリアの建築家。
ウィーン生まれ。
1956年ウィーン美術アカデミー卒業後、米国に留学し、’58〜59年イリノイ工科大学のヒルベルザイマー教授に師事する。’59〜60年にはカリフォルニア大学で環境デザインを専攻し、建築学科修士号を取得する。その後、F.カイザーのもとで働き、’64年に独立。作品はウィーンのレッティ蝋燭店(’65年)、シュルマン宝石店(’75年)など小品であるが、芸術的完成度が高い。また、「すべてが建築である」という反語的宣言で知られる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報