20世紀西洋人名事典 「ハンス・H.ベアワルド」の解説
ハンス・H. ベアワルド
Hans H. Beraward
1927.6.18 -
米国の政治学者。
元・カリフォルニア大学東京研究所所長,元・カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授。
東京(日本)生まれ。
ドイツ系米国人。現代日本政治学が専門。カリフォルニア大学バークレー校在学中に召集され、語学将校としてGHQ民政局公職審査課に勤務。1970年発表の主著「指導者追放」はこの時の公職追放業務が契機となっている。GHQ退職後、母校で博士号を取得。その後オハイオ州マイアミ大学準教授。又カリフォルニア大学海外教育事業計画の一環としてカリフォルニア大学東京研究所所長を二期務め、関連文献の収集や精力的な取材を行い、研究成果を「日本人と政治」(’74年)として発表。他の著書に「The American Republic」(’69年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報