ハンス・M.エンツェンスベルガー(その他表記)Hans Magnus Enzensberger

20世紀西洋人名事典 の解説

ハンス・M. エンツェンスベルガー
Hans Magnus Enzensberger


1929.11.11 -
ドイツ詩人
カオフボイレン生まれ。
民族突撃隊の少年兵として敗戦を迎え、通訳などで生計を立てながらエルランゲン大学などで学び、1957年「狼たちの擁護」で鋭い政治批判を内に秘めた詩人として活動を開始。やがて、「個々のもの」(’62年)、「政治と犯罪」(’64年)の刊行により急進的知識人の一人として注目される。’63年ビュヒナー賞を受賞。また、「意識産業論」では注目すべき現代のマスコミ論を展開し、’65年以降雑誌「時刻表」を創刊、編集にも携わり、時局的諸問題について誌上健筆を振るった。’73年来日。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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