20世紀西洋人名事典 「ハーマンウォーク」の解説
ハーマン ウォーク
Herman Wouk
1915.5.27 -
米国の小説家,劇作家。
ニューヨーク生まれ。
第二次大戦中は海軍に勤務し、戦後「オーロラの夜明け」(’47年)で作家としてデビューした。第二次大戦中の掃海艇上の反乱を描いた「ケイン号の反乱」(’51年)はピューリッツァ賞を受賞し、その一部は映画化された。ユダヤ娘のロマンスを描いた「マージョリー・モーニングスター」(’55年)などもあり、海軍一家の激動の時代を描いた「戦争の嵐」(’71年)はベストセラーとなり、テレビドラマ化された。ユダヤ系であり、ユダヤ教の解説書「これぞわが神」(’59年)や、唯一のSF小説「月で発見された遺書」(’56年)もある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報