遺書(読み)イショ

デジタル大辞泉の解説

い‐しょ〔ヰ‐〕【遺書】

死後のために書き残す文書や手紙。書き置き。遺言状
後の世に残した書物。遺著。
方々に散りうせた書物。
[補説]書名別項。→遺書

いしょ【遺書】[書名]

河内仙介の小説。昭和16年(1941)刊。翌年成瀬巳喜男監督により「母は死なず」の題名で映画化。

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大辞林 第三版の解説

いしょ【遺書】

故人が死後のことを考えて書いた手紙や文書。
後世に残した著作。遺著。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

遺書
いしょ

死後のために書き残す書面をいい、遺言(いごん)状、「かきおき」ともいう。遺産の処分、遺族への訓戒、そのほか内容は多種多様でありうるが、それが法律的に効力をもちうるためには、民法に決められている一定の方式によらなければならないし(民法960条)、また内容も民法に決められている事柄に関するものでなければならない。したがって、兄弟仲よくせよとか、遺骨を埋める場所を指定するなどの内容が書かれていても、倫理的な拘束は別として、法律的には拘束力がない。[高橋康之・野澤正充]

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