ばしゃばしゃ(読み)バシャバシャ

デジタル大辞泉 「ばしゃばしゃ」の意味・読み・例文・類語

ばしゃ‐ばしゃ

[副]連続して激しく水を打つ音や、水が飛び散る音を表す語。「長靴を履いて水たまりをばしゃばしゃ(と)歩く」
[類語]ぱしゃぱしゃばちゃばちゃびちゃびちゃぴちゃぴちゃぴちゃん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ばしゃばしゃ」の意味・読み・例文・類語

ばしゃ‐ばしゃ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 水面などをたてつづけにたたいたり、水が物に打ち当たって飛び散ったりする音を表わす語。
    1. [初出の実例]「バシャバシャ水のはねる音が遠くまで響き渡る」(出典:貧しき人々の群(1916)〈宮本百合子〉九)
  3. 陽気でけたたましいさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ばしなるしだしゆへ上びたる事はあししばしゃばしゃしたるげいをさせては上村辰彌」(出典:評判記・野郎立役舞台大鏡(1687)上村辰彌)

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