中国、新疆(しんきょう)ウイグル自治区東部の県。中国語で鄯善(ぜんぜん)ともいう。トゥルファン盆地の東部にあり、天山(てんざん)山系のボグダ山脈、チョルタグ山脈に囲まれる。トゥルファン市に属する。常住人口23万1297(2010)。トゥルファン中心部、クムルへの自動車道や蘭新(らんしん)線が通る。オアシスや天山山麓からの水を地下水道で引いたカレーズ(坎児井(カンアルチン))やポンプで水利、灌漑(かんがい)が施されている。植物の成長期の積温がきわめて高く、ワタの生産地を形成し、小麦やコウリャンの栽培も盛んである。ハミウリ(瓜)、種なしブドウは特産。石油化学、金属加工、食品加工などの工業がある。
古来、西域(せいいき)の一拠点として発展し、漢代の車師(しゃし)前国、北魏(ほくぎ)の高昌(こうしょう)国などを経て、清(しん)代には鄯善県が置かれた。中華人民共和国成立後はトクスン県などとともに自治区直轄単位となったが、文化大革命中にトゥルファン地区(現、地級市)に編入された。
[駒井正一・編集部 2018年1月19日]
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