バッハの家(読み)バッハのいえ

世界の観光地名がわかる事典 「バッハの家」の解説

バッハのいえ【バッハの家】

ドイツ中部、チューリンゲン州アイゼナハ(Eisenach)にある、「近代音楽の父」バッハ(Johann Sebastian Bach)の記念館・博物館。バッハは1685年、アイゼナハの、代々音楽を職業とした一族一家末子として生まれた。その生家はすでにないが、この記念館は、600年以上前に建てられたバッハの一族の家を利用して、当時の寝室台所などが復元されている。また、バッハの時代のバイオリントランペットオルガンなどの楽器が展示されていて、一定時間ごとに生演奏も行われている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android