食の医学館 「バナバ茶」の解説
ばなばちゃ【バナバ茶】
日本に導入されたのは比較的新しいのですが、ダイエットや糖尿病への効果が期待され、よく知られるようになりました。
○栄養成分としての働き
バナバ茶にはコロソール酸という成分が含まれています。細胞にブドウ糖が取り込まれるのを調整するブドウ糖輸送体というたんぱく質がありますが、コロソール酸はその活性化を強化します。ブドウ糖の吸収が阻害されるのでダイエットに有効ですし、血糖値上昇も抑制され、糖尿病予防にも効果があります。また血圧を調整するマグネシウム、コレステロールの血管壁沈着を防ぐ亜鉛(あえん)、不足すると高血圧を引き起こすカルシウムなどが多く、生活習慣病の予防に役立ちます。