バニル(読み)ばにる(その他表記)Vanir

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バニル」の意味・わかりやすい解説

バニル
ばにる
Vanir

北欧神話に現れる神族の名。戦(いくさ)の神であるアサ神族に対し、豊饒(ほうじょう)と平和の神である。ニョルドフレイフレイヤがこの神族に属する。スノッリによると、アサ神族とバニル神族の間で戦端が開かれたが勝敗がつかず、結局講和が結ばれて人質が交換された。前記三神のうちニョルドとフレイがアサ神族に引き渡され、アサ神族からはヘニールミミルが差し出されたが、この戦がなんらかの歴史的事件を反映するかどうかについては諸説がある。バニル神族は近親結婚を認め、またフレイヤは魔法を教えたという。

[谷口幸男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む