バハレーン(その他表記)al-Baḥrayn

山川 世界史小辞典 改訂新版 「バハレーン」の解説

バハレーン
al-Baḥrayn

ペルシア湾にあるアラブの島嶼国家。コーランに言及されるバハレーンは別のもの。古くから中継貿易で栄え,ディルムン文明はここが中心。7世紀にイスラーム化し,10世紀にはカルマト派拠点となり,一時期カーバ神殿黒石が持ち込まれた。18世紀にハリーファ家支配が確立し,イギリス保護領をへて,1971年独立。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のバハレーンの言及

【バーレーン】より

…アラビア語ではバフラインal‐Baḥrayn(〈二つの海〉)とよぶ。またバハレーンとも表記される。
[自然]
 中心は面積578km2のバーレーン島で,国際空港のあるムハッラク島と石油積出港のあるシトラSitrah島とは連絡橋で結ばれている。…

【パーラ・セーナ朝美術】より

…大乗仏教が民間信仰を取り入れて密教(金剛乗)として新しい展開を遂げたのもこの時代である。ボードガヤーサールナートナーランダーなどの伽藍は増改築され,オーダンタプリーOdantapurī(古名ウッダンダプラ),ビクラマシラーVikramaśilā,パハールプル(古名ソーマプラ)などの伽藍が新しく造営された。これらの広壮な学問寺にはインドのみならず,東南アジアからも多くの修行僧が集まった。…

※「バハレーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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