バベル大聖堂(読み)バベルダイセイドウ

デジタル大辞泉 「バベル大聖堂」の意味・読み・例文・類語

バベル‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【バベル大聖堂】

Katedra Wawelska》ポーランド南部の都市クラクフの旧市街南端部、バベル城にある大聖堂。11世紀の創建以降、増改築が繰り返され、ゴシックルネサンスバロックなどさまざまな建築様式が混在する。16世紀にポーランド王により建造されたジグムント礼拝堂は、同国屈指のルネサンス建築として知られる。歴代のポーランド王の戴冠式が行われたほか、国王や歴史的英雄の多くが地下墓所に埋葬されている。1978年、「クラクフ歴史地区」として世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android