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戴冠式 たいかんしき coronation

翻訳|coronation

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

戴冠式
たいかんしき
coronation

ヨーロッパ諸国の国王または皇帝の即位式。国王や皇帝が王位(帝位)就任に際して王冠(帝冠)を戴くことからこのように呼ぶ。中世初期には国王(皇帝)の神聖性を認め神政政治テオクラシー)を容認するキリスト教の観念に基づいて戴冠式を聖別式とみなす習慣があった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

たいかん‐しき〔タイクワン‐〕【戴冠式】

新国王が、即位のあとに行う戴冠の儀式。
[補説]作品名別項。→戴冠式

たいかんしき【戴冠式】[戯曲]

《〈フランスLe Couronnement》フランスの劇作家アラバルの戯曲。1965年初演。

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デジタル大辞泉プラスの解説

戴冠式

オーストリアの作曲家W・A・モーツァルトのピアノ協奏曲第26番K537(1788)。原題《Krönung》。『戴冠式協奏曲』の邦題もある。全3楽章。題名は、1790年の神聖ローマ皇帝レオポルト2世の戴冠式に際し、フランクフルトでモーツァルトが催した祝典で演奏されたことに由来する。

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大辞林 第三版の解説

たいかんしき【戴冠式】

新国王が、王家に伝わる宝冠を初めてかぶり、即位を内外に明らかにする儀式。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

戴冠式
たいかんしき
coronation

国王・皇帝が、即位ののち公式に王冠を受け、王位就任を宣示する儀式で、現在はイギリスのみで行われている。高僧・貴族によって行われたり、先王が存命中にその手によって行ったりするが、キリスト教国では高僧が王の頭に聖油を注いで神への奉仕を誓う儀式が主体となっているところから、イギリスでは聖別式consecration、フランスでは成聖式sacre(sacre de roi)といわれていた。聖別式の起源は『旧約聖書』の「列王紀下」にソロモン王が王冠を受けたことが記され、またイスラエルとユダヤの諸王が聖別式を行ったことが伝えられている。ヨーロッパ大陸ではカール大帝(742―814)が西ローマ帝国を再興して800年にローマ教皇から王冠を受けて以来、ドイツ皇帝フリードリヒ3世(1415―93)が1440年にローマに赴いて王冠を受けるまでこの慣習が行われた。
 アングロ・サクソンの年代記には、デーン人の大軍団に抗してイングランドを死守したアルフレッド大王(849―899)が872年に聖油を頭に受けて即位したことが述べられ、1066年にハロルド2世(1002ころ―66)がロンドンのウェストミンスター寺院で戴冠式を行った記録があり、12世紀まではローマ教皇から王冠を受けたが、1189年、リチャード1世(1157―99)以来、イギリスの戴冠式の様式が確立した。その間いくらかの改変はあったが、現在の儀式は、ウェストミンスター寺院で大主教が祈祷(きとう)し、宣誓をして戴冠式の椅子(いす)についた国王の頭と胸および両手の手のひらに聖油を注ぐ。ついで絹の法衣をまとった国王に、宝剣、力と正義を表す十字架のついた王笏(おうしゃく)、公正と慈愛を象徴する鳩(はと)のついた王杖(おうじょう)、そのほか指輪、手袋などが授けられ、大主教の手によって王冠をかぶせられて王座に戻り、列席の貴族たちの祝辞を受けたのち国王の配偶者も宝冠を受けるのが習わしである。
 1953年(昭和28)6月の女王エリザベス2世の戴冠式には日本から皇太子明仁(あきひと)親王(当時。現天皇)が昭和天皇の名代として参列した。[佐藤農人]

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