バリコン

デジタル大辞泉

バリ‐コン

《variable condenserの略》⇒可変かへんコンデンサー

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

バリコン

1. 〘 名詞 〙 ( 「バリアブル‐コンデンサー」の略 ) 軸を回して極板の対向面積や距離を変えてキャパシタンス（静電容量）を変えるようにしたコンデンサー。ラジオなどの同調回路に使用される。可変コンデンサー。

出典　精選版 日本国語大辞典

百科事典マイペディア

バリコン

可変蓄電器（バリアブルコンデンサー）とも。容量を変化させるのを目的につくられたコンデンサー。一般に固定電極と回転電極とからなり，軸を回転して極板の対向面積や距離を加減し容量を変化させる。ラジオの同調などに使用。

出典　株式会社平凡社

改訂新版　世界大百科事典

バリコン

→可変コンデンサー

出典　株式会社平凡社「改訂新版　世界大百科事典」

日本大百科全書(ニッポニカ)

バリコン
ばりこん

→可変コンデンサー

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)

世界大百科事典（旧版）内のバリコンの言及

【可変コンデンサー】より

…静電容量が変えられるコンデンサーのことで，バリアブルコンデンサーまたは略してバリコンともいう。それぞれ扇形の電極対の一方を回転することによって電極対向面積を変える構造のものがもっとも多い。…

【インターナショナル】より

…70年の普仏戦争に際しては，総評議会はフランス，ドイツの労働者が平和と友好を呼びかけ合ったことを高く評価し，ナポレオン3世の没落を歓迎したが，フランスの労働者がさらに新政府の打倒を試みることには否定的だった。しかし，71年，パリ･コミューンの蜂起が起こると，マルクスは《フランスにおける内乱》(1871)を書いて断固たる支持を与えた。そして協会を，労働者階級の政治権力獲得をめざす強固な政党組織に変えようとした。…

【サンディカリスム】より

…
［サンディカリスムの成立］
　1860年代に出現したフランス労働組合運動は80年代後半にいたって本格的発展を迎えるが，二つの歴史的条件がその展開を規定した。第1はパリ･コミューンの経験である。これは組合運動に，コミューンの再現を目ざす，広義の社会主義的傾向を与える一方，政府に対しては組合を危険なものとする判断を与え，長期にわたって弾圧政策をとらせた。…

※「バリコン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」