バン・くつ

普及版 字通 「バン・くつ」の読み・字形・画数・意味


16画

[字音] バン
[字訓] くつ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(免)(めん)。〔説文三下に「履なり」とあるのは履(りこう)、履の内両側をいう。〔広雅、釈詁四〕に「補ふなり」とあり、革を張りめぐらす意。また輓(ばん)・悶・懣(まん)と通用する。

[訓義]
1. くつ、くつの内両側。
2. 皮で補う、皮を張りめぐらす、おおう、もだえる。
3. 輓と通じ、ひく。
4. 悶・懣と通じ、革紐(かわひも)でむすぶ。

[古辞書の訓]
名義抄 オホフ・アミ・マツハル・ムナシ 〔立〕 ヒク・ムナシ・クツ・カハフリ・オホフ

[熟語]


屈】ばんくつ

わだかまる。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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