デジタル大辞泉 「バンダアチェー」の意味・読み・例文・類語 バンダ‐アチェー(Banda Aceh) インドネシア、スマトラ島北西端の港湾都市。アチェー州の州都。マラッカ海峡に面し、16世紀より、アチェー王国の都が置かれ、コショウの積出港として栄えた。同国で最も早くイスラム教が定着し、熱心なイスラム教徒が多い。2004年、スマトラ沖地震の大津波により大きな被害を受けた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「バンダアチェー」の意味・わかりやすい解説 バンダ・アチェーばんだあちぇーBanda Atjeh インドネシア、スマトラ島北西端の都市。ナングロ・アチェー・ダルサラム州(旧アチェー特別州)の州都。マラッカ海峡に面する港湾都市で第二次世界大戦後コタ・ラジャにかわりアチェー特別州の州都となった。オランダ領時代の旧称はシグリSigli。人口15万4767(2000)、26万4054(2018推計)。イスラム寺院が多く、イスラムの慣習が厳しく守られている。周辺地域のコショウ、ゴム、コプラの積出し港であるとともに、スマトラ北海岸の鉄道、国道の要地となっている。[別技篤彦][参照項目] | スマトラ島 | ナングロ・アチェー・ダルサラム 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例