インドネシアのスマトラ島北部に住むモンゴロイド系種族(民族集団)。アチェー語はオーストロネシア語に属し、マレー語に近い言語である。総人口は約307万(1990)。6世紀にはインドの支配下にあり、またすでに13世紀にはイスラム教徒になったといわれる。17世紀にポルトガル人を撃退してから、20世紀初めにオランダに降伏するまでスルタンが支配していた。アチェーは稲作民で、低地ではおもに水田耕作を、内陸ではおもに陸稲を、牛や水牛に犂(すき)を引かせて耕作している。このほかにサトウキビ、トウモロコシ、タバコ、コショウ、ビンロウジュ、ゴムノキなどをつくっている。彼らは1000年以上にもわたって、マレー地方との間に盛んに交易を行ってきた。アチェーの政治的中心はスマトラ島北端の港コタ・ラジャKota Radjaにあり、ここにスルタンが住んでいた。アチェーの親族関係は父方、母方をたどる双系制に基づいているが、結婚後は一般に妻方に居住する習慣である。彼らは熱心なイスラム教徒であるが、多神教的な神秘主義の傾向も広くみられ、悪霊を払う行事や儀礼は現在でも行われている。
[吉田禎吾]
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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