バンデー県(読み)バンデー(その他表記)Vendée

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バンデー県」の意味・わかりやすい解説

バンデー〔県〕
バンデー
Vendée

フランス西部,ペイドラロアール地域 (レジオン) の大西洋に面する県。県都ラロシュシュルヨン。県域の大部分はアルモリカ地塊上にあり,その3分の2はボカージュと呼ばれる地帯で,散在する各耕地を樹木垣根のように取囲んだ独特の景観を呈し,リンゴ園が多い。主産業はウシの飼育と酪農で,りんご酒も産する。北西端のブルトン湿地帯と南部のポアトゥー湿地帯ではウシ,ニワトリの飼育が行われるほか,一部の干拓地と土地の高い部分で野菜,穀類の栽培が行われる。海岸地方にはレサーブルドロンヌを中心に海浜保養地および漁港がある。繊維,食品など工業はあまり盛んではないが,北東部のモルターニュシュルセーブル付近ではウラニウム鉱が採掘される。大革命期に王党派が蜂起したバンデーの反乱の根拠地。面積 6720km2。人口 50万 9356 (1990) 。

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