バーチャルコーポレーション

デジタル大辞泉 の解説

バーチャル‐コーポレーション(virtual corporation)

仮想企業提携を結んだ企業ネットワークなどを利用し、共同してビジネスを行うこと。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

バーチャル‐コーポレーション

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] virtual corporation ) 仮想企業。提携を結んだ企業がネットワークなどを利用し、共同してビジネスを行なうこと。

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百科事典マイペディア の解説

バーチャル・コーポレーション

仮想企業体。限られた能力しか持たない企業が,情報ネットワークを媒体にして,必要な高質資源を持つ他の組織と一時的な関係を形成することにより,市場ニーズに迅速に対応しようとする試み。企業内の経営効率を高めるリエンジニアリングに対して,企業の枠組みを超えて取引の効率化や連携を図るもの。バーチャル・コーポレーションを構築するためには企業間のデータ共有が必須となり,企業間ネットーワークも必要となる。このためインフラとしてインターネットが利用されているほか,大手ソフトウェアメーカーが提供するネットワーク・サービスも登場している。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

バーチャルコーポレーション

ネットワークを利用して必要な人材や技術、ノウハウ外部から調達し組織化することで、ビジネスを展開する企業形態のこと。仮想企業とも呼ぶ。近年イントラネットエクストラネットなどのコンピューターネットワーク発達により、事業に必要な中核となる能力以外は、外部の能力を利用するといった業務形態も増えつつある。バーチャルコーポレーションの利点として、「コストを削減できる」「意思決定までの速度向上が期待できる」などがあげられる。

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