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高質 こうじち

世界大百科事典 第2版の解説

こうじち【高質】

中世社会の貸借関係において,債権者債務者債務不履行の際,その動産を私的に差し押さえる行為を高質をとるという。年貢公事などの請負契約において,滞納にもとづく差押え行為にももちいられるが,一般的には借状・出挙状などの担保文言に多くみられる。これらの貸借契約状には,契約不履行の場合,債務額に相当するものを,債権者が債務者を見つけしだい,市場,湊,路次権門勢家領内など,いかなる場所であっても高質としてとってもかまわない旨の担保文言が記されるものがある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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