ぱあぱあ

精選版 日本国語大辞典 「ぱあぱあ」の意味・読み・例文・類語

ぱあ‐ぱあ

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 無一文になるさま。「ぱあ」を強めた表現
    1. [初出の実例]「丸山へ来てぱあぱあにしてかへし」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一六)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 意味のわからないことばをしゃべり立てるさまを表わす語。特に外国人のことばにいう。
    1. [初出の実例]「物言ばかりはさすがにぱあぱあともいはれぬゆへに」(出典:洒落本・百安楚飛(1779))
  3. [ 3 ] 〘 名詞 〙 ( [ 二 ]から転じて ) 西洋人
    1. [初出の実例]「洋人(ぱアぱア)に解るこっちゃアなし」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈総生寛〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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