パイロクスフェロ石(読み)パイロクスフェロせき

最新 地学事典 「パイロクスフェロ石」の解説

パイロクスフェロせき
パイロクスフェロ石

pyroxferroite

化学組成(Fe, Mn, Ca)7Si7O21鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.662nm, b0.754, c1.735, α114.4°, β82.7°, γ94.5°, 単位格子中2分子含む。不規則塊状集合。黄~琥珀色,表面が黒色化していることがある。半透明,ガラス光沢。劈開{110}・{}に完全。硬度5.5, 比重3.66~3.76。薄片では無色,屈折率α1.745~1.753, β~1.755, γ1.763~1.766,2V(+)35°~45°。パイロクスマンガン石の鉄置換体だが,天然で端成分に近いものは発見されていない。京都府与謝郡与謝野町男山などの花崗岩ペグマタイトから石英・アルバイト・イルメナイト磁鉄鉱などを伴うほか,アポロ11号で採集された月の岩石中に単斜輝石斜長石・イルメナイトなどとともに産出。名称はパイロクスマンガン石の類推から命名

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