人事労務用語辞典 「パタハラ」の解説 パタハラ 「パタハラ」とは、パタニティー・ハラスメントの略。パタニティー(Paternity)は英語で“父性”を意味し、男性が育児参加を通じて自らの父性を発揮する権利や機会を、職場の上司や同僚などが侵害する言動におよぶことを、パタニティー・ハラスメントと呼びます。女性社員の妊娠・出産が業務に支障をきたすとして退職を促すなどの嫌がらせをすることを指すマタハラ(マタニティー・ハラスメント)に対して、パタハラは男性社員が育児休業をとったり、育児支援目的の短時間勤務やフレックス勤務を活用したりすることへの妨害、ハラスメント行為を指します。 (2013/8/26掲載) 出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報
知恵蔵mini 「パタハラ」の解説 パタハラ 育児休暇取得や育児のための短時間勤務、フレックス勤務などを申し出る男性に対するいやがらせを表す言葉でパタニティ・ハラスメントの略称。パタニティ(paternity)とは英語で「父性」の意。日本政府は2020年に男性の育児休暇取得率13%を目指しているが、厚生労働省の「女性雇用管理基本調査」によると、14年時点での男性の育児休暇取得は約2.3%と、政府目標と大きな隔たりがあり、その背景には「職場が育児のための勤務時間短を妨げるパタハラが存在しているため」という指摘が多くの識者からなされている。 (2015-11-24) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「パタハラ」の意味・わかりやすい解説 パタハラぱたはら →パタニティ・ハラスメント 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例