パノラマ館(読み)パノラマかん

精選版 日本国語大辞典 「パノラマ館」の意味・読み・例文・類語

パノラマ‐かん‥クヮン【パノラマ館】

  1. 〘 名詞 〙 パノラマを設置して、料金を取って客にそれを見せる館。日本最初のパノラマ館は明治二三年(一八九〇)五月七日開場の上野パノラマ館。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界の観光地名がわかる事典 「パノラマ館」の解説

パノラマかん【パノラマ館】

ベルギーの首都ブリュッセルの南東ワーテルローの南南東約5kmのモンサンジャン(Mont Saint Jean)に位置する、ライオンの丘のふもとにある円形の建物。モンサンジャンは1815年6月18日に、イギリス・オランダ連合軍、プロイセン軍と、ナポレオン1世率いるフランス軍の大会戦ワーテルローの戦いの舞台になった古戦場で、この戦いの模様をくわしく描いた、幅12m、長さ110mの巨大なカンバスがあるほか、20分の映画を上映している。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android