パパイア科(読み)パパイアか

精選版 日本国語大辞典 「パパイア科」の意味・読み・例文・類語

パパイア‐か‥クヮ【パパイア科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の一科。アメリカ熱帯地方とアフリカに四属約五〇種余り生育する常緑高木。分枝するかまたは全く枝を出さない。葉は掌状で托葉がなく互生する。放射相称の花には、雄花雌花、雌雄同株または異株、時に両性花のそれぞれの分化が見られ腋生する。五個の小さな萼片と五裂した花冠がある。雄花は花筒が長く伸び、内部には雄しべが二列に輪生する。雌花の花筒は短く、子房上位一室または五室。柱頭は五裂、多数の胚珠がある。果実は雌株と間性株に発達し、生食したりジャムにする。日本では沖縄諸島でパパイアを栽培している。なお、この仲間は傷つけるとミルク様汁液を出すことなどから、トウダイグサ科との類縁関係が推定されている。ばんかじゅ科。ちちうりのき科。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む