パパンダヤン火山(読み)パパンダヤンかざん(その他表記)Gunung Papandajan

最新 地学事典 「パパンダヤン火山」の解説

パパンダヤンかざん
パパンダヤン火山

Papandajan volcano

インドネシア,ジャワ島西部の複合成層火山東西に連なる同島の35の活火山のうち最も南(海溝)寄りに位置する。海抜2,665m, 山頂域に径1km以上の火口が四つ並ぶ。1772年,山体の北東斜面が崩壊し,麓の40の村に被害を与え,2,957人が犠牲となった。1923~25年に水蒸気噴火,以後硫気活動が続いている。1923年~25年,98年に水蒸気噴火。2002年11月の水蒸気噴火ではブラストと小規模な岩屑なだれが発生した(小林ほか,2004)輝石安山岩質,しばしば角閃石を含む。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「パパンダヤン火山」の意味・わかりやすい解説

パパンダヤン火山
ぱぱんだやんかざん
Gunung Papandajan

インドネシア、ジャワ島西部にある安山岩質の活火山。バンドン高原の南縁を形成する火山の一つである。標高2665メートル。複合・成層火山で単一峰ではなく、各所に爆裂火口を有し噴気・硫気活動が活発で、絶えず轟音(ごうおん)をとどろかせている。1772年に有史以来初噴火し山体の北東部が崩壊、約40村を破壊し死者2957人の被害を出した。1923~25年にも水蒸気爆発をおこし、98年にも小規模な噴火をおこし、泥流ガスが噴出した。

諏訪 彰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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