パプア諸族(読み)パプアしょぞく(その他表記)Papuan peoples

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パプア諸族」の意味・わかりやすい解説

パプア諸族
パプアしょぞく
Papuan peoples

パプアニューギニアとその周辺の島嶼に住む先住民。パプアはマレー語で縮毛を意味する。言語的にはオーストロネシア語族とパプア語族の双方が含まれ,人種的にも複雑な構成を示すので,学術上の用語として用いるときは注意を要する。皮膚の色は褐色から黒褐色まで,身長は沿岸地方では中背,内陸に入るほど低くなり,地域によりオーストラロイド系からニグリトにいたるまで種々の変化がみられ,ニューギニアの東部沿岸にはメラネシア人との混血によるパプオ=メラネシア人が住む。タロいも,ヤムいも,さつまいも,バナナ,サゴやしなどを主食とし,また祭礼や交易に使用する豚は富と権威の象徴としても重要である。精霊崇拝が広く行われ,呪術や邪術もみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む