パラコキンボ石(読み)パラコキンボせき

最新 地学事典 「パラコキンボ石」の解説

パラコキンボせき
パラコキンボ石

paracoquimbite

化学組成・の鉱物。三方晶系,空間群,格子定数a1.0930nm, c5.1300, 単位格子中12分子含む。菱面体,擬立方体,柱状結晶,粒状,{0001}に双晶が普通。淡紫色,透明,ガラス光沢。劈開{}・{}に不完全。硬度2.5,比重2.11。薄片では無色,屈折率ω1.550,εY1.555,一軸性正。水に可溶。コキンボ石と同質異像。黄鉄鉱などの分解で形成され,チリのAlcaparrosaなどからコキンボ石に伴う。日本では大分県別府市明礬(ばん)温泉付近の熱水変質粘土(別府白土)の採掘カット面上に吹出し物としてフェリコピアポ石を伴う。名称はコキンボ石のパラ型の意。

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