ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒチョン市」の意味・わかりやすい解説 ヒチョン(煕川)〔市〕ヒチョンHǔich'ǒn 北朝鮮,チャガン (慈江) 道の南西部にある工業都市。 1967年市制。チョンチョン (清川) 江上流のヒチョン盆地にある。マンポ (満浦) 鉄道が通り,自動車道も四通していて,道の南の出入口にあたる。清塞,威州などと呼ばれていたが,1217年高麗軍が契丹軍の侵入を阻止した地として知られ,15世紀に現在名に改称された。朝鮮戦争中に機械工業都市としての基礎ができあがり,その後急速に発展。工作機械,旋盤,ボール盤,精密機械,テレビなどの製造が盛んで,輸出も行われる。絹織物を特産する。人口 16万 3000 (1987推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by