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精密機械 セイミツキカイ

3件 の用語解説(精密機械の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

せいみつ‐きかい【精密機械】

高度の精密さを要求される機械の総称。時計・顕微鏡カメラ・計量器・工作機械など。精機。

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

精密機械
せいみつきかい
precision machine

製作誤差の範囲がきわめて小さく、精度の高い機械。形状の大小には関係なく、腕時計のような小さなものから宇宙ロケットのような巨大なものまである。一般には測定機器、カメラ、時計、ミシン電子計算機など、高い精度を要求する機器を総称して精密機械とよんでいる。
 精密機械は、構造が複雑で高度な加工および組立技術を要し、機械を構成している部品要素の材料には良質のものが使用される。また、高級工作機械による精密加工が必要とされるが、精密加工を施した部品要素があるからといって精密機械であるとは限らない。たとえば、土木機械や農業機械は軸受や油圧系統にかなり高い精度が必要とされるが、機械の機能的精度はあまり高くなくてもよく、その精度限界が判然としていないので精密機械とはいわない。また、精巧にできているからといってかならずしも精密機械であるとは限らない。たとえば、玩具(がんぐ)でもたいへん精巧、精細につくられているものがあるが、機能が定性的で定量的な基準がなく、精度の限定がないので、精巧な機械ではあるが精密機械とはよばない。[清水伸二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の精密機械の言及

【機械工業】より

… 機械の定義に関しては,道具と機械のちがい,あるいは機械の三つの構成要素としての原動機,伝力機(配力機),作業機,さらには,生産力を構成する労働力と労働手段と労働対象の三つの要素に占める労働手段としての機械の基本的役割等についての経済学的考察が古くから述べられている(〈機械〉〈技術〉の項参照)。 また,今日の国際的産業分類では,通常は,〈一般機械〉(農業機械,建設機械,ボイラー・原動機,繊維機械,工作機械,各種産業機械,事務機械,ミシン等),〈電気機械〉(発電機,民生用電気機器,通信機械,電子応用装置,電気計測器等),〈輸送用機械〉(自動車,鉄道車両,船舶,航空機等),〈精密機械〉(光学器械,時計,精密測定器等)の四つに分類されている。しかし,分類基準が必ずしも整合的ではなく,とくに20世紀後半以降急進展をみせている〈機電一体化〉あるいは機械のエレクトロニクスとの結合の実態からしても実情にそぐわなくなっており,一応の目安にすぎない。…

【精密機械工業】より

…機械器具のうち,とくに高度の精密さを要求される精密機械を製造する工業。何が精密機械であるかについては必ずしも明確な分類はない。…

※「精密機械」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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