ひとりでに

精選版 日本国語大辞典 「ひとりでに」の意味・読み・例文・類語

ひとりで‐に

〘副〙 他から力が加わることなく、その物や事態の中に隠れている力で、ある動作が行なわれたり事態が変化したりしていくさまを表わす語。自然に。おのずから。ひとりと。ひとりに。
俳諧・たれが家(1690)三「風ぞよ秋に時雨夕立〈其角〉 ひとりてに引板(ひた)水音ひたふりて〈才麿〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ひとりでに」の意味・読み・例文・類語

ひとりで‐に

[副]他からの力は加わっていないはずなのに、自然に。おのずから。「戸がひとりでに開いた」
[類語]自ずと自ずから自然

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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