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才麿 さいまろ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

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世界大百科事典 第2版の解説

さいまろ【才麿】

1656‐1738(明暦2‐元文3)
江戸前期の俳人。別号才丸,晩年は旧徳。本姓は谷。大和国宇陀の人。宇多(宇陀)家の家老佐々木氏(別称生駒氏)の養子となったが,事情により浪人。和州椎名津彦にちなんで椎本氏を称した。通称八郎右衛門。初め西武(さいむ)門。浪人の後,一時仏門に帰依したが,1673年(延宝1)ころまでに西鶴に師事。77年ころ東下して調和,言水(ごんすい)らと交わり,79年には《誹諧坂東太郎》を編んだ。その後,芭蕉や蕉門の人々と親しくなり,新風の推進者の一人となった。

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大辞林 第三版の解説

さいまろ【才麿】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

才麿
さいまろ
(1656―1738)

江戸前期の俳人。椎本(しいもと)氏。本姓は谷。大和(やまと)国(奈良県)宇陀(うだ)の人。宇陀藩家老佐々木主水(もんど)の養子となったが落度があり浪人。初め則武と号し西武(さいむ)門。のち西鶴(さいかく)門。西丸、才丸と号す。1677年(延宝5)ごろ東下し、調和、言水(ごんすい)らと接触し、79年、俳諧撰集(はいかいせんしゅう)『坂東太郎(ばんどうたろう)』を出版のころから芭蕉(ばしょう)一派と親交を結ぶ。89年(元禄2)冬、大坂に移住。92~93年の山陽、四国筋の旅行を経て大坂俳壇の中心人物となる。元禄(げんろく)(1688~1704)末以後も数度江戸に下り、江戸・大坂の俳壇を結ぶうえでも大きな功績があった。[櫻井武次郎]
 笹折(ささをり)て白魚のたえだえ青し
『荻野清編『元禄名家句集』(1954・創元社)』

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