ヒロバキバガ(読み)ひろばきばが

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヒロバキバガ」の意味・わかりやすい解説

ヒロバキバガ
ひろばきばが / 広翅牙蛾

昆虫綱鱗翅(りんし)目ヒロバキバガ科Xylorictidaeのガの総称。小形種ばかりを含む科で、オーストラリアにもっとも繁栄しているが、アフリカからアジアの熱帯および亜熱帯にもかなり多くの種が知られている。日本に産するのは、ツガヒロバキバガMetathrinca tsugensisという1属1種だけである。この種は、はねの開張20ミリメートル内外。体・はねとも純白で、前翅の外縁近くには褐色の細い横線が2、3本あり、縁毛は黒褐色。幼虫は、モミ、ツガ、トウヒヒマラヤスギ小枝に糞(ふん)や針葉で孔道をつくり食害する。年1化で、本州、四国、九州に分布する。

[井上 寛]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む