ビタミン欠乏症・過剰症・依存症

内科学 第10版 の解説

ビタミン欠乏症・過剰症・依存症(その他の代謝異常)

 ビタミン(vitamin)は,「微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず自分でつくることができない化合物」と定義される.ビタミンは,13種類あり生物生存生育に必要な栄養素のうち,炭水化物蛋白質,脂質,ミネラル以外の栄養素であり,微量ではあるが生理作用を円滑に行うために必須有機化合物総称である.ビタミン異常症には,ビタミン欠乏症(avitaminosis),過剰症および依存症がある.[武田英二・山本浩範]

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