ビチャダ州(読み)ビチャダ(その他表記)Vichada

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビチャダ州」の意味・わかりやすい解説

ビチャダ〔州〕
ビチャダ
Vichada

コロンビア東部の州。州都プエルトカレニョ。リャノスと呼ばれる広大な熱帯草原地帯の南部にあり,北と東はベネズエラ国境を接する。北境をなすメタ川,南境をなすグアビアレ川をはじめ,ビチャダ,トモなど多数の川が東流し,東の国境をなすオリノコ川に注ぐ。 1991年特別地区から州に昇格。同国で最も人口密度が低い地域の一つで,主産業は牧牛であるが,ほかに漁業狩猟採集なども行なわれる。首都ボゴタ方面からの道路がメタ川にほぼ沿って,北東端にあるプエルトカレニョまで通じるが,それ以外では交通はもっぱら水路空路による。面積 10万 242km2。人口1万 9673 (1995推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む