20世紀西洋人名事典 「ピエールエマニュエル」の解説
ピエール エマニュエル
Pierre Emmanuel
1916.5.3 - 1984.9.22
フランスの詩人。
元・国際ペンクラブ会長。
バス・ピレネー生まれ。
本名Noël Mathieu。
ジューブやクローデルらの強い影響を受け、1940年詩集「悲歌」を発表し、第二次大戦中レジスタンスの地下出版に協力しながら、「オルフェの墓」(’41年)や、「汝の守護者とともにたたかえ」(’42年)で一躍有名になる。戦後も「ソドム」(’46年)や「バベル」(’52年)を発表し格調高い詩風でフランス詩の戦後期を代表するカトリック詩人となり、’69年国際ペンクラブ会長となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報