デジタル大辞泉 の解説 ピョートルクフ‐トリブナルスキ(Piotrków Trybunalski) ポーランド中央部の都市。ウッジの南東約40キロメートルに位置する。ホロコースト以前、ユダヤ人が多く居住。ナチスドイツのポーランド侵攻によって激戦地となり、最初のゲットーが設けられた。かつてウッジとともに繊維業で栄え、現在は交通の要地として流通拠点が置かれる。ピョトルクフトリブナルスキ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ピョートルクフ・トリブナルスキぴょーとるくふとりぶなるすきPiotrków Trybunalski ポーランド中央部、ウージ県の都市。人口8万0861(2002)。ビスワ川左岸の支流ピリツァ川流域にあり、ビエルコポルスカ平野からクラクフへ抜ける交通路上にあたる。13世紀建設の歴史的都市で、1578年最高裁判所が置かれ、政治的影響力をもった。ウージを中心とする繊維工業地帯の一角を占める工業都市でもある。[山本 茂] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例