現代外国人名録2016 「ピートサンプラス」の解説
ピート サンプラス
Pete Sampras
- 職業・肩書
- テニス選手
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1971年8月12日
- 出生地
- ワシントンD.C.
- 経歴
- ギリシャ移民の子。7歳でテニスを始め、16歳でバックを両手から片手打ちに変えてから才能が開花した。1987年全米ジュニアでマイケル・チャンに決勝で敗れ準優勝。’88年プロデビュー、同時にレンドルの家に住み込み腕を磨く。’89年全米オープン、’90年全豪オープンで4回戦進出。’90年2月全米プロ室内でプロ初優勝。同年9月全米オープンでは史上最年少の19歳28日でアガシを下し四大大会初制覇。’93年全英オープン(ウィンブルドン)初優勝、全米オープン2度目の優勝。同年初の年間世界ランキング1位となり、テニス史上初めて年間獲得賞金300万ドルを突破。’94年1月全豪オープン初優勝、7月ウィンブルドン2度目の優勝。また同年のワールドチャンピオンとなる。’95年ウィンブルドン3連覇。’96年アトランタ五輪の米国代表選手となるが、右アキレス腱故障で欠場。同年全米オープン2連覇。’97年1月2度目の全豪オープン優勝。7月ウィンブルドン4度目の優勝。’98年7月ウィンブルドン5度目の優勝。’99年7月ウィンブルドン6度目の優勝。2000年7月ウィンブルドン7度目の優勝、四大大会歴代最多の13度目の優勝となる。2002年9月全米オープン5度目の優勝、史上3人目となる四大大会通算200勝を達成。2003年現役を引退。四大大会シングルスのタイトルは14(全豪2,全英7,全米5)。1998年まで6年連続年間ランキング1位を保ち、のち2位となるが、’99年8月1位に復帰。1位通算在位286週は、2012年ロジャー・フェデラーに破られるまで男子最長記録だった。最大の武器は時速200キロの“ロケット”サーブで、サーブ・アンド・ボレーの名手として知られた。2007年国際テニス殿堂入り。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報