現代外国人名録2016 「ピートローズ」の解説
ピート ローズ
Pete Rose
- 職業・肩書
- 元大リーグ選手・監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1941年4月14日
- 出生地
- オハイオ州シンシナティ
- 本名
- Rose,Peter Edward Sr.
- 受賞
- 新人王(ナリーグ)〔1963年〕,MVP(ナリーグ)〔1973年〕
- 経歴
- 1960年高校卒業と同時にMLB入り。’63年地元のレッズでメジャーに昇格し、同年新人王に。’73年ナリーグMVP。’70年代にレッズの強力打線“ビッグレッドマシン”の1番打者としてワールドシリーズを2度制覇。’75年にはシリーズMVPにも選ばれた。’79年フィリーズ入りし、’80年にも世界一となった。’84年エクスポスに移籍するも、同年8月選手兼監督として古巣レッズに復帰。’86年を最後に選手を引退。7度の地区優勝、5度のプレーオフ優勝、3度のワールドシリーズ優勝を経験。首位打者3回(’68〜69年,’73年)、最高出塁率2回(’68年,’79年)、ゴールドクラブ賞2回(’69〜70年)、オールスター出場17回(’65年,’67〜71年,’73〜82年,’85年)。通算成績は、打率.303、160本塁打、1314打点。4256本の大リーグ最多安打記録、2165得点と746二塁打のナリーグ記録のほかに、最多出場試合数(3562)、最多シングルヒット(3215)、最多200本安打シーズン(10)などの記録を持つ米国球界の“英雄”。豪快なヘッドスライディングを得意とし、“チャーリー・ハッスル”の愛称で親しまれた。監督通算6年、786試合、412勝373敗、勝率.525。現役時代のサイズは180センチ、86キロ。右投両打。レッズ監督時代の’89年に野球賭博への関与が発覚、永久追放処分を受ける。その後たびたび球界への復帰を求めているが、現在も処分は解けていない。’89年、2004年に自伝を出版。2015年FOXテレビの特別解説者に起用される。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報