現代外国人名録2016 「ファビオカペッロ」の解説
ファビオ カペッロ
Fabio Capello
- 職業・肩書
- サッカー指導者 元サッカー・ロシア代表監督・イングランド代表監督
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1946年6月18日
- 出生地
- サン・カンツィアン・ディゾンツォ
- 経歴
- 現役時代は激しいプレーが売り物のMFで、1970年代にセリエAのスパル、ローマ、ユベントス、ACミランなどを渡り歩く。またイタリア代表として32試合に出場。34歳で現役を引退し、コーチに転身。’87年、’91〜96年ACミラン監督を務め、4回のリーグ優勝に導く。’94年欧州チャンピオンズリーグも制した。’97年スペインの名門レアル・マドリードでもリーグ優勝。’99年ローマ監督に就任。2002年、18年ぶりのセリエA優勝に導く。この時、日本の中田英寿が所属していた。2004年9月ユベントス監督となり、2005年、2006年リーグ優勝。2006〜2007年シーズン、再びレアル・マドリードの監督となり、4季ぶりにリーグ優勝。2007年12月イングランド代表監督に就任。イングランドでは2人目となる外国人指揮官として、2010年W杯南アフリカ大会での優勝が期待されたが、決勝トーナメント1回戦でドイツに敗れ、ベスト16に終わった。2012年2月辞任。同年7月世界最高額となる年棒780万ユーロ(約11億円)でロシア代表監督に就任。2014年W杯ブラジル大会は1敗2分でグループリーグ敗退。2015年7月退任。プレッシング戦術をベースにしたチーム作りで知られ、指揮を執ったすべてのクラブをリーグ優勝(ユベントスは後に剥奪)に導いた名将。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報