ファンデルタ

最新 地学事典 「ファンデルタ」の解説

ファンデルタ

fan delta

傾斜の大きい山地から流出した河川が短い距離で直接海に注ぐような場合に形成される,扇状地(fan:ファン)と三角州(delta:デルタ)の間の距離が短く,扇状地が湖岸や海岸に直接接して三角州に移行するような場の緩やかな傾斜をもった堆積地形。扇状地と三角州の両面をもち,下部では海の波浪の影響などが現れる。粗粒な堆積物で特徴づけられ,日本のような急峻な地形をもつ変動帯ではしばしば発達する。ファンデルタのうち,湖岸や海岸から沖合に向かって水深が急激に深くなり,大量の粗粒堆積物が供給されるものをギルバート型ファンデルタと呼ぶ。河口から沖合に向かう断面形態に特徴があり,河口付近から極めてゆるい傾きで沖合に向かう頂置部(topset)と,その沖合にあって15~35°の急勾配の斜面からなる前置部(foreset),さらに沖合の再度ゆるい傾きの底置部(bottomset)の大きく3つの部分から構成される。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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