フィソスチグミン

化学辞典 第2版 「フィソスチグミン」の解説

フィソスチグミン
フィソスチグミン
physostigmine

C15H21N3O2(275.34).エセリンともいう.西アフリカに野生するマメ科Physostigma venenosumの種子カラバル豆(calabar bean)中に含まれるインドールアルカロイドの一つ.無色の板状晶.融点105~106 ℃.-76°(クロロホルム).水に難溶,エタノール,ベンゼン,クロロホルムに可溶.結晶も溶液も空気,日光,熱により赤色を経て暗褐色を帯びる.猛毒で延髄を麻ひさせる.コリンエステラーゼ作用を阻害してアセチルコリンを増加させ,副交感神経を興奮させる.縮瞳(どう)剤として用いられる.LD50 3 mg/kg(マウス,経口).[CAS 57-47-6]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む