日本大百科全書(ニッポニカ) 「フィトメーター法」の意味・わかりやすい解説 フィトメーター法ふぃとめーたーほうphytometer method 植物の成長や特定の器官の発達のようすから、その環境の個々の要因が植物に与える影響を相対的に測定する方法。たとえば、同じように生育した植物を林の中のいろいろの場所に置き、その成長を比較測定して、それぞれの場所の光条件を知ることができるなどである。環境の植物に与える影響を総合的に知ることを目的としているが、あくまでも相対的なものであり、かならずしも一般化できないという欠点がある。[吉田精一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例