現代外国人名録2016 「フィルジャクソン」の解説
フィル ジャクソン
Phil Jackson
- 職業・肩書
- バスケットボール指導者 ニックス球団社長
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1945年9月17日
- 出生地
- モンタナ州ディールロッジ
- 学歴
- ノースダコタ大学卒
- 経歴
- 1967年ドラフト2巡目でNBAのニックスに入団。’73年ニックス優勝のメンバー。13年間NBAでプレーした後引退。’89年ブルズのヘッドコーチ(監督)に就任。神様といわれたマイケル・ジョーダンを擁して、’91〜93年シーズン、ファイナル3連覇、’96〜98年シーズン、2度目の3連覇を果たす。一方、’97年12月にはリーグ史上最速のレギュラーシーズン682試合目での通算500勝を達成。’99年退任。同年〜2000年シーズン、名門レイカーズ監督に就任。2000〜2002年シーズン、ファイナル3連覇を果たし、自身は歴代トップに並ぶ9回目のファイナル制覇を記録。2003〜2004年シーズン終了後一度退くが、2005〜2006年シーズンから復帰。2007〜2008年シーズン、ファイナルで敗れる。2008〜2009年シーズン、ファイナルでマジックに勝利。2009〜2010年シーズン、監督としてNBA史上最多となる11度目のファイナル制覇を達成した。2010〜2011年シーズン、プレーオフで4連敗を喫し、退任。通算1384勝589敗。ブルズではジョーダンやスコッティ・ピッペンを率いて6度、レイカーズではコービー・ブライアントやシャキール・オニールらタレント集団をまとめて6度ファイナルを制した。この間、2007年バスケットボールの殿堂入り。2014年ニックスの球団社長に就任。著書に禅の思想を基に心技の合致を目指したユニークな指導書「セークリッド・フーブ」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報